長尾一洋オフィシャルサイト

ブログではない雑記

ブログではない雑記について・・・
何年も前から、ブログを書け、ブログでアクセスを増やせ、と色々な人に言われてきたが、私にはブログを書く勇気がない。
何しろあのコメントとかトラックバックというのが怖い。
何を書かれるのか、どんな反応が返ってくるのかと考えるだけで胃が痛む。
ということなので、これはブログではなくただの雑記である。コメントもトラックバックもなく、ただ私の思いを書きつのるだけ。
ご容赦下さい。
異論、反論がある方もいらっしゃるでしょう。その場合は黙ってこのサイトから離脱していただいて結構です。
不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした。

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同意、賛成、アドバイスなど前向きなご意見をお持ちの方は、是非私を勇気付けて欲しいのでメールを下さい。
私は職業柄、セミナー講師をやったりするので、そこでアンケートを書いてもらうのだが、たまにいただく厳しいご指摘は私の心を著しく傷つけます。
自慢ではないですが、通常はほぼ9割9分が「参考になった」「大変参考になった」とお答えいただきます。それでまぁ確かに自信過剰になっていたりする
部分もあると思います。そこに厳しいご指摘が書かれると、めったにないことだけに心が受け止め切れません。しかしセミナーのアンケートはプロとしてお金をもらった上でのことだから、甘んじて受け容れ、改善しようと努力する。
しかし無料で書いたブログに厳しいご意見があるのは、辛いです。耐える根拠を見つけることができないのです。お許しを。

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最近の雑記
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コンサルタント養成講座第一期終講

2009-12-28

 コンサルタント養成講座「長尾塾」の第一期が終了した。月一回、年間12回。土曜日をつぶして全国から参加してくれた塾生たち、よく頑張った。私の20年余に及ぶコンサルティング経験とそこで培ったノウハウのすべてを伝えるべくして今年から始めた講座だが、果たしてどれだけ伝わったか。伝わっていれば必ず役に立つし、成果を出していけるだろう。伝える側とすれば、かなり工数をかけ、心も込めて伝えたから、問題があるとすれば、受ける側、吸収する側にある。ということにしておきたい。
 最終講は、企業診断報告。10月からの3ヶ月は診断実習だ。チームに分かれて個別企業を診断する。

こんな感じでグループ討議
~こんな感じでグループ討議~

 中小企業診断士の診断実習(最近は実務補習と言うのかな?)みたいなものだが、診断士の有資格者もやらせてみるとイマイチなのがいる。教科書に書いてあるようなあるべき論や常識では、リアルな企業は診断できないし、金がとれない。
 そう言えば、20年近く前に、中小企業診断協会に頼まれて診断実習の指導員をやったことがあるが、あの時も酷かったな・・・。平均値とか強み弱みとか、相対的な物差しで良いとか悪いとか言うだけだから、じゃーどうするのか、どうすればいいのかが分からない。標準的な経営にしかならない。この20年で大きく経営環境も変わったのに、相変わらず平均点に近づけようとする企業診断を教えているようでは話にならない。診断協会にも改善を求めたい。

こんな感じで発表 プロジェクターで投影しているから少々暗め
~こんな感じで発表 プロジェクターで投影しているから少々暗め~

 「長尾塾」では、経営に正解なし!!から入るから、標準診断、平均点分析にはならない。はずだったが、塾生の一人(診断士だが)が、業界平均と比べて良いとか悪いとか、言い出した・・・。アホ。何度言ったら分かる?他社と差別化しようとしている独自経営に平均値を当てはめて何の意味がある?
 こういう人は、第二期も受講すべきだろう。一年では足りないみたいだ。ということで2010年は第二期をやる。やらねばならない。また一年12ヶ月。毎月の経営道場だ。気合を入れて優秀なコンサルタントを輩出したい。多くの企業を救うためには多くの優秀なコンサルタントが必要だ。2010年も頑張る。

高卒者の就職内定率

2009-12-16

 文部科学省の発表によると、来春卒業予定の高校生の就職内定率が10月末時点で前年同期比11.6ポイント減の55.2%だったそうだ。約半分・・・。2年連続で悪化しており、昨年も厳しい状況だったが、今年はさらに落ち込んだ。なんとかしてやれないか・・・。
 高校を卒業して、無業者となる。アルバイトか何かをすることになるのだろうが、社会人としての教育も受けることができず、世に出て行く人がこんなにたくさんいては、国としてまずいと思う。大学生の内定率も低いが、まだ大学生は4歳年上で、成人もしており、アルバイトなどの社会経験も積んでいるし、大学院に行くとか逃げ道もある。しかし、高校卒で就職しようとしている人の中には経済的に大学進学を諦めているようなケースもあるだろうし、そもそも勉強なんかしたくない、といった若者もいるだろう。そういう人たちにはせめて社会人としてのマナーや常識などをきちんと教えてから世に出させてあげたい。
 職業訓練校などで、高卒特別コースでも作れないか。半年でもいいから、月に5万円か10万円でも給付金を出して基礎的な職業教育をするといい。途中で就職が決まれば、そこで卒業だ。子供手当ても必要かもしれないが、こちらの方が問題ではないかな。親がしっかり働いて家庭を築いていなければそもそも子供も産めないではないか。うーーーーーん、何とかできないものか。
 社会人としての教育をきちんと受けた上で、頑張って働くか、横着して生きるかは、本人次第であって、それでどうなろうとも自業自得だから、甘んじてその結果を受け入れてもらうしかないが、高校を出て、いきなり世の中に放り出されるのはツライ。自分が高校生、大学1年生のころのことを思い起こしてみても、とてもじゃないが心配だ。まだ子供だし、あまりに世間のことを知らなさ過ぎる。
 うちの会社が超ビッグ企業なら、バーーーーンと雇ってあげたい気分だが、全然ビッグじゃないし、18万7360人いた就職希望者のうち、8万4008人に内定が出ていなかったというから、一民間企業ではどうにもできない。何かいいアイデアはないかな。自分の無力さが歯がゆい。

増上寺と東京タワー

2009-12-10

 たまに夜の散歩に出かける。運動不足解消のためでもあり、気分転換のためのような気もするが、まぁやっぱり気を抜くとすぐにタポッとしてくる腹を少しでも引っ込めるためだろうか。田町方面から芝公園へ向けて歩き、東京タワーを見ながら軽くジョギングしたりしながら増上寺あたりでUターンしてみたり、が得意コースだ。昨日もふと思い立って歩いていたら、増上寺が紫色の光を発していた。何をしているのか分からないが、幻想的な感じで、おまけにバックには東京タワーがそびえ立っている。こりゃなかなか絵になるじゃないか、と携帯カメラでパシャり。

増上寺と東京タワー

 なんだか良く分からないが、若い女性がたくさん増上寺から出てきていた。増上寺は浄土宗の本山らしいが、その割には若い人が多いので、不思議に思ってウロチョロしてみたが良く分からない。すでにイベントは終わっていたようだった。気になったので帰宅してからネットで検索してみたりしたが分からず。増上寺のホームページには何も書いていないので場所を借りて何かイベントが行われたのか?まぁそんなことはいいや。紫の光でライトアップされた増上寺のバックに東京タワー。なかなかいい。
 東京タワーが綺麗だったから、吸い寄せられるように、近づいて行くと、カップルだらけ。東京タワーの下にはクリスマスツリーのイルミネーションが飾り付けられていた。あぁもうクリスマスシーズンだな・・・と、思いながらなんだか場違いな全身adidasで固めた私は、そそくさとUターン。あのクリスマスツリーが普通の場所、たとえば六本木とか青山とか丸の内とか銀座とかにあれば、もっとインパクトがあったかもしれないが、何しろ東京タワーの下にあるから小さい!!小さく見える。クリスマスツリーと東京タワーを一緒に入れて写真を撮ろうかなと思ったが、あまりに急角度のアングルになって何が何やら分からない感じになったので断念。無理な体勢で撮ろうとしたら首がつりそうになった。
 東京観光気分とクリスマス気分を少々味わったところで帰宅。芝公園、増上寺、東京タワー、このあたりは散歩コース、ジョギングコースとしておすすめだ。東京タワーがライトアップされている夜がいい。ただし午前零時で消灯するとガッカリ・・・ということがあるので要注意。

三越希望退職1500人

2009-12-03

 老舗デパート三越が早期希望退職を募集したところ、社員の1/4にあたる約1500人が応募したという記事が出た。売上高が8ヶ月連続で前年比2ケタ減という厳しい状況だそうだ。そもそも99年と05年にも希望退職募集をしていてそれぞれ1000人規模が応募しているのに、さらに1500人。三越伊勢丹ホールディングスになって三越側の立場が弱いのかな・・・。越後屋呉服店の伝統が寂れていくのはとても悲しい。
 実は、学生時代の4年間ずっと横浜三越で中元歳暮のアルバイトをしていた。今はその横浜三越も無くなってしまったが、三越にはとても愛着がある。4年もやっていると、仕事にも詳しくなって、仕事も結構任せてもらえるようになり、ビジネス体験の基礎は三越で培ったと言っても良い。横浜店は、規模も小さかったから、高島屋に押されていて、ちょうど学生時代に横浜そごうも出来たので、横浜では劣勢だったのかもしれないが、「やっぱり進物は三越の包装紙じゃないと」と言って買いにきてくれるお客様もたくさんいたし、三越の社員にも「俺たちは天下の三越だ」という自負があったように思う。陳列を工夫したりPOPをつけたり・・・アルバイトながら仕事もなかなか楽しかった。そして何しろ女性の多い職場で、おばさま達にはいろいろお世話になり若い女性とは楽しく遊んだから仕事以外でも愛着がある。あまりに楽し過ぎて、こんなところで働いたら身を滅ぼすなと思ったので就職先はデパート業界を避けたくらいだ。今でも中元歳暮の時期になると館内で流れていたBGMを思い出す。今の時期にはクリスマスソングが鳴りっ放しでイヤでもクリスマス気分が盛り上がったものだ。大晦日まで仕事をするのもなんだか人より頑張っている気分で悪くなかった。
 そんな愛する三越が大規模リストラで縮小していくのはとても残念だ。お世話になった人たちもきっと含まれていることだろう。しかし、人口減少で内需の縮小は避けられないし、デフレによってそれが増幅されているから、三越だけの話では終わらないだろう。日本企業ならびに日本人はもっと危機感を持つべきだと思う。氷河期なのは新卒の学生だけではない。民主党に政権交代したからといって日本が成長するシナリオは出てきそうにないから、個々人、個別企業が生き残り策をとるしかない。三越や日本航空など日本を代表する(していた)会社でも苦しんでいるのだから。
 ガンバレ三越!!陰ながら応援する。と言いながら最近はほとんど三越に行かないな・・・。たまに銀座店に行くくらいか。お世話になったのに、これではいけない。だが、最近は小田急百貨店さんにもお世話になっている。こちらも忘れてはならない。どこもガンバレ百貨店!!とにかく俺はデパートが大好きだ!
 是非皆さんもお歳暮は三越か小田急で。

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